Date and Time
2018年7月26日
09:00-13:00
Location
東京
Topic
Climate Change
G20サミットにおけるFSB(金融安定理事会)からの提案に基づいて設置されたTCFDタスクフォースは、2017年、最終報告書として、気候関連財務情報開示に関する提言を発行しました。この提言は、投資、貸付、保険に関する決定が十分な情報に基づいて行われること、および金融セクターが抱える炭素関連資産の割合、さらには金融システムの気候関連リスクへのエクスポージャーを分かりやすく示すことを促進するものです。最終報告書には、気候関連情報の発行者である企業と金融機関の両方に対して、気候関連情報の開示を支援するための提言とガイダンスが含まれています。
Event Partner
本イベントは、事業会社の皆様を対象に、TCFD提言への啓発と理解の促進を目的として開催いたします。まずはTCFD提言の概要について紹介し、投資家からの視点、および企業の情報開示事例について詳しくみていきます。その上で、TCFD提言への対応だけでなく、レジリエントな企業戦略の策定につなげるための、気候変動シナリオ分析について特に注目し、議論を行っていきます。
BSRでは現在、”サステナブル・ビジネスの再定義”と題した6つの会合を世界各地で開催しており、本イベントをその一つと位置付けています。本イベントにて得られた意見は、サステナブル・ビジネスを再考するための視点として 2018年11月6日から8日に開催するBSRカンファレンスにおいて発信していく予定です。
協賛:ブルームバーグL.P.、三菱商事 後援: 金融庁
アジェンダ
- 開会のご挨拶
- TCFD提言の概要
- 投資家からの視点
- 企業の先進事例のご紹介
- コーヒーブレーク
- レジリエンス戦略のためのシナリオ分析
- ディスカッション
- 閉会
- ネットワーキング・ランチ